少しずつプログラムをスタートさせました。
2024年1月13日に大家さんから鍵をもらって、少しずつプログラムをはじめました。
チェコ語クラス
大人向け90分のチェコ語クラスでは、主に駐在帯同の奥様たちが参加。チェコに来たばかりの人がほとんどです。
Japan Community House(JCH)のチェコ語クラスで大切にしていることは「日常生活でわかった!できた!がある」ことです。教科書通りに文法を進めるのではなく、日常生活で「あ!これ授業でやったやつだ!」と、成功体験を重ねられるようにしています。
大人になっても学び続ける方たちが、楽しい、できる、わかった!という体験ができるように配慮しています。
また、授業内では、「チェコ生活が困ったこと」「こんな時、どう言うの?」といった質問コーナーがあります。授業後に、ご主人や家族、友人に話したくなるようなネタを講師と考えて授業のカリキュラムを作っています。
祝日や学校の式典に配慮したスケジュールで、振替などもあります。また、欠席した場合は授業の録画を配布し、宿題はライングループで共有されます。
60分の子連れOKクラスでは、部屋におもちゃを用意してママは座って勉強、子どもたちはおもちゃで遊べる環境を作っています。
最近のクラスでは、座学するママたちに影響を受けた子どもたちが、ママの膝に座ってお絵描きをする様子も見受けられます。
親が学ぶ姿を子どもたちが真横で見るのは、今後の子育てにも良い影響が出るのではないかと思います。幼稚園に行っていない未就園児が多いので、他の子どもたちと出会う、遊ぶ、友達になる良い機会ですね。
りかママの子育てサロン
3児のママのりかちゃんがホストを務める子育てサロン。隔週で開催しています。
もともと、りかさんも子育てをがんばっているママたちを応援したいという気持ちがあり、何か活動を検討されていたそうです。そこで、りかママの子育てサロンがJCHでスタートしました。
りかさんはウクレレが得意で、日本の童謡をウクレレで演奏してくれました。子どもたちも、一緒に歌っている姿にほっこりしました。
未就園児同士、おもちゃの取り合ったり、新しい遊び方を見せてもらったりも、他の子どもたちから学び、経験する場所になっているようです。
1部屋にみんなで滞在するので、ママたちもゆっくり座っておしゃべりができるのも子育てサロンのいい点です。公園だと、子どもが遊具に向かって走ると、そこでおしゃべりがストップしてしまうので、ゆっくり長く話せるし、他のママがフォローもしてくれるので、ストレスが少なくて良いみたいです。
以前に開催した、「チェコで産むぞ!妊婦の会」勉強会に参加したママたちも、無事出産を終えて母子参加しました。「無事に生まれました〜」と1ヶ月の新生児を見せにきてくれました。我が子は愛の塊ですから、子どもが生まれたという喜びを報告、共有できる場所、戻ってこれる場所があるのはママたちもほっとするそうです。
また、ハイハイしない乳幼児を少しの間、抱っこしてもらえるだけでも気が休まったそうです。トイレに行ったり、お茶したり。赤ちゃんにとっても、たくさんの人に抱っこされて、愛情を分けてもらえるのがいいですね。新米ママが先輩ママに相談している様子も見られました。「うちの子もこんなに小さかったのか」と少し昔を振り返るママもいました。
さらに、2歳くらいの子が新生児に興味をもち、家で赤ちゃん人形のお世話を始めたそうです。
誰かが誰かの刺激になる、JCHに来たら何かの変化が生まれるというのは、JCHが生み出したかった価値です。JCHに来る1人1人が、誰かのためになっているというのは、とても幸せなことですね。
毎週火曜日 Language Exchange
毎週火曜日の夜は、テーマを決めたチェコ・日本交流会を開催しています。チェコ人比率がいつも高いです。
2月は Meet up Japanese! を毎週、計4回行うことができました!
参加人数はのべ60人!沢山のご参加、ありがとうございました!
【今月のハイライト!】
★定番のランゲージエクスチェンジやボードゲームナイト!の他に、誕生日パーティ、クッキーナイト!を実施しました♪
★日本、チェコだけでなく、韓国やタイ、スロバキア、ポーランドといった様々な国出身の方に参加していただきました!
★ランゲージエクスチェンジでは、日本語、チェコ語、英語で
話す機会を作ることができました!連絡先を交換して、今後の学習パートナーを見つけた方もいらっしゃいましたよ。
★ボードゲームナイトでは、チェコの伝統的なゲームを教えてもらいました!ご自身のプレイしたいボードゲームの持参も大歓迎です!
★誕生日パーティでは、最後にみんなでバースデーソングを歌ってお祝いをしましたよ!3月も実施予定なので、3月がお誕生日の方はぜひいらっしゃってくださいね♡
Meet up Japanese!は、3月も毎週火曜日 18:30-20:30開催です!初めてご参加される方も、リピーターの方もみなさまのお越しをお待ちしております!
このミートアップイベントでの出会いが、みなさまのチェコ滞在の忘れられない思い出になりますように。
チェコ文化体験 アイススケート
チェコ人のアイススケートトレーナーを誘い、アイススケート体験をしました。
チェコでは、学校でもアイススケートをするそうです。
今回は、大学生と日本人学校の子どもたちの参加が多く、混雑していないアイススケート会場で初滑りを経験しました。歩くのも大変だったスタートから、30分ほどで、前を見て滑れるようになっていました。パパの参加も多く、週末親子水入らずのアクティビティになったようです。
今回のイベントで、チェコでシューズをレンタルして、リンクで滑る方法がわかったので、各自友達を誘ってアイススケートを楽しめるようになりました。
屋外ワークショップ、イベントで大切にしていることは「再現性」です。1度やったらそれでおしまいではなく、明日以降も日常生活に取りいられる、今度は自分1人でやってみることができる状態にすることをJCHのワークショップ、イベントでは大事な基準としています。
日本文化体験 節分
毎月、日本の文化行事を体験するワークショップを開催しています。2月は節分がテーマでした。
紙芝居で、節分を紹介。踊りや歌からも節分を体験し、鬼のお面、豆入れバッグ制作ワークショップを行いました。
このワークショップは、文化を紹介するだけでなく、ワークショップを通して行事に関するアイテムを作ることもプログラムも一部となっています。
工作では、未就園児が多いので、手指の動きを意識した工作をしています。普段、家にはない材料を触ったりする新しい出会いが子どもたちの刺激になっているといいなと思います。
工作を通じて、家庭では見れない子どもの成長を発見する保護者もいます。こんな作業ができるんだ、こんな作業が好きなんだ。という気づきです。子どもたちの好き!得意!興味関心!を発見して、おうちでも体験してもらえるきっかけになればいいなと思っています。
図書館
まだ、週に2回とワークショップの日にしか図書館がオープンしていません。
チェコ語や、ワークショップ訪問のタイミングで本を借りられる人が少しずつ増えてきました。
できるだけ最新の本、日本でも人気の本、日本の子どもたちが読んでいる本を選んでスーツケースに入れて持ってきました。
また、寄付が増えて、小説や漫画も増えてきており、本を収納するスペースがなくなってきたのが、悩みです。本棚、棚の寄付、お待ちしています。
スナックまみ
お世話好きのまみさんが切り盛りをするホームパーティースタイルのスナックまみ
正規留学生、短期留学生、現地採用、ワーホリ、駐在員、駐在妻、幼稚園児、小学生、さまざまな年代、バッググランドの方がふらっとのれんをくぐってきました。
グラスを片手に、個人的な話、ちょっとした悩み事や相談が飛び交い、お互いに聞き合あう姿が、いつものmeet up交流会と違った印象でした。スナックまみのあと、気が合った人同士で二次会に行ったりするグループもあったそうです。
チェコにいる日本語を話す人。それだけの共通点でこんなにも話が盛り上がるんですね。23時閉店の予定でしたが、盛り上がり、話は止まらず午前2時閉店。(ママのまぶたが閉じたため、強制終了)
スナックまみで大切にしていることは「みんながみんなと話す!」です。1人できた人、シャイな人、人見知りな人も1時間後にはおしゃべりしています。席替えをしたり、ママが話をまわしたりして、いつも誰かが誰かと話している状態を作っています。20人と話して、みんなクタクタなはずなのに、閉店23時をこえても、みなさん帰りません。ママの出る幕もなく、みなさん、お互いにずっとおしゃべりを楽しんでいました。
駐在の方は、会社以外の方と話すこと。学生は、学生以外と話すこと。チェコに来たばかりの人や、駐在帯同妻の方は、主人以外と話すこと。そういった目的で来られる方が多いです。肩書き、バックグラウンドは名乗る必要はありません。知らない人と気軽に日本語でおしゃべりするだけのスナックです。
本当は、年に3回くらいの開店予定でしたが、好評で毎月開催することになりました。次回は、3月22日(金) 18:30から開店。20人限定のため、要申込。ママの体力と飲み物が尽きたら閉店です。
3月は頻度をあげていきたいです。
JCHはたくさんのサポーター、アドバイザーのおかげで運営できていますが、実務は館長1人、家賃・経費も館長の実費となっています。まだまだ、家賃が払えない収入構造になっています。
「みんなの居場所を作る」ことを目標にJCHを設立しました。JCHが長く続くためには、みなさんの「参加」がとても重要です。ぜひ、気軽にイベントの参加をお待ちしています。
また、企業スポンサーや援助をしていただける方も探しています。
3月はイベントの頻度を上げて、JCHが自立できるようにしていきたいです。
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